10月26日(火)
リオデジャネイロ総領事館(神谷武総領事)はリオ州立大に対し、草の根文化無償援助として八万一千九十三ドル相当の語学学習ラボラトリー機材一式を供与することになり、二十三日に同総領事館で供与署名式を行った。
リオ州立大は、来年三月から文学部にポルトガル語日本語学科を設立するにあたって新入生を募集中。日本の大学との学術交流やシンポジウムなどを近年活発に開催、現代日本文化に関する研究が進むと同時に、学科設立の機運が高まっていたのをうけ、今回の文化無償援助となった。ブラジルでは日伯文化連盟に次ぐ二番目。
また同大学では、九九年からブラジル日本プログラムを開始しており、その関係から十一月二十四―二十七日に「エロティズムに関するシンポジウム」を開催し、東洋のエロスについても公開討論・講演などが行われる。特に、日本から国際日本文化研究センター(京都)の井上章一氏が基調講演を行う予定になっている。詳細はサイト(www.uerjleco.com.br)を参照。
文学部の北原聡美助教授は「ぜひシンポジウムにきてください」と呼びかけている。