ランチ暴走で少年死亡＝女性教師、両足を切断＝リオ

10月29日（水）

　【アゴーラ紙二十八日】二十五日午後六時四十七分、リオ州イタクルサー海岸でランチが暴走し、バナナボートに体当たりして同ボートに乗っていたガブリエル・シウヴァさん（一六）を即死させた。ガブリエルさんは衝突と同時にボートから落ち、スクリューに巻き込まれた。衝突の瞬間をビデオに撮っていた人がいた（写真）。
　バナナボートには四人が乗っており、うち女性教師アンドレイア・サウガードさん（三三）がスクリューに触れ、リオ市西部ジャカレパグアー病院に運ばれＵＴＩ（集中治療室）で二十六日、両足を切断された。　イタクルスー港務局の担当警察は、ランチの加速装置の故障とみて捜査している。ランチの運転手は逃走。バナナボートをけん引したモーターボートの船長エドゥアルド・スイッチさんは釈放された。