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マカエ市 国際都市に=外国資本が海底油田狙う

10月30日(木)

 【ヴェージャ誌】リオ州マカエ市には人口の一〇%に相当する一万三千人の外国人が同市に居住している。一九九九年から外国資本の民間企業も海底油田の試掘に参加できるようになった。そのため、外国の企業から技術者とその家族が派遣されている。彼らの月給は、五千ドルから一万五千ドル。
 小さなマカエ市が突然、国際都市へ変ぼうした。超一流のシェラトン・ホテルが進出、アメリカン・パブが二軒、イタリア料理、メキシコ料理、フランス料理、日本料理のレストランが勢ぞろい。ゴルフ場もオープンした。新聞販売店には、世界の新聞が並んでいる。
 マカエ市沖のカンポス油田では国産原油の八〇%、ガスの四五%を産出する。マカエ市にはローヤリティが入るので、市民一人当たりの年間所得が八千三百レアルで、全国平均の六千四百レアルより多い。