10月31日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・オンライン三十日】サンタ・カタリーナ州州都フロリアノポリスのあるサンタ・カタリーナ島で二十九日午後一時、大陸側から島に配電する高圧電線がボチジョン・デ・ガスの爆発による火災で切れてしまい、島一体で大停電が起きた。
三十日午前の情報によると、配電が戻るのは同午後六時ごろだという。同日同市は任意休日となった。この停電で、約三十万人に影響が出た。
配電会社Celescの技術者たちが、島と大陸をつなぐ中圧送電システムの定期点検をしていた時に爆発が発生。火はその他の電線にも届き、島への送電が止まったという。
今まで使われていた電線の代わりに、臨時電線が張られる。約百十人の技術者たちが現場で働いている。
二十九日、停電の影響で交通渋滞・事故などが発生。重傷の被害者はでていない。軍警約五百人が交差点の整備を行なった。
携帯電話もつながらないなどの影響が出た。一部、断水された地域もあった。学校は同日午後から授業を中止し、公務員も仕事を中断した。バス停の電子改札口は開放された。