11月1日(土)
【既報関連=フォーリャ・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・オンライン三十一日】二十九日午後一時から大停電となったサンタ・カタリーナ州州都フロリアノポリスのあるサンタ・カタリーナ島は、三十一日午前十一時現在の情報では、島の四五%の電力が回復した。
最初に、フロリアノポリス市中心部に電力が戻った。トリンダーデ区や北部、南部ではまだ停電状態である。
停電の影響で、配水にも被害が出た。同州水道局は、三十一日から七十二時間以内に配水を完全に正常化させると約束している。
大停電は、大陸側から島に配電する高圧電線が、整備中に起きたボチジョン・デ・ガス(ガスボンベ)の爆発による火災で切れたため発生。出火に慌てた技術者二人は、そのまま海に飛び込み、港湾局の船に救助された。
南部配電公社Eletrosulと同州配電会社Celescの技術者によると、フロリアノポリスの停電は「以前から予想されていたもの」だと言明。切れた電線はコロンボ・サーレス橋の下に設置されているもの。島にはこれ以外の接続電線はなく、緊急用の配電システムなども設置されていなかった。