11月1日(土)
【各紙レジャー面】グローボTV局で2001年6月1日に放映が開始された人気コメディ番組「オス・ノルマイス(ノーマルな人々)」。3年間にわたって平均視聴率24ポイントを維持し、10月3日に最終回となった。同棲中の男女の日常生活でありがちの、おかしなシチュエーションで笑わせるあのオス・ノルマイスが映画化され、10月24日から上映されている。
同番組の主人公カップル、ルイとヴァニーを演じるのは、もちろんテレビでおなじみのルイス・フェルナンド・ギマランエスとフェルナンダ・トーレス。テレビでは常にお互いを罵り合う(何か言う度にピーと音が鳴っていた)ようなシーンも見られたが、番組ファンが「オヤ?」と思うようなロマンチックな雰囲気が映画には盛込まれている。
オス・ノルマイスの脚本家は、テレビと同じくアレシャンドレ・マシャードとフェルナンダ・ヤング。「28分という短時間番組では入れることのできなかったロマンスを、映画では表現できる」とマシャードは話す。
[あらすじ]ルイとヴァニーの2人が、ほかの人と結婚するシーンから始まる。ヴァニーはセルジオ(エヴァンドロ・メスキッタ)と午後6時に結婚する。一方ルイは、同じ教会で午後8時にマルタ(マリーザ・オルチ)と結婚する。
2組のカップルは新婚初夜を迎えるためにホテルへ。そこでヴァニーがセルジオの浮気を突き止め、隣りの部屋にいたルイとマルタに、夫への復讐の手助けを頼む・・・。
製作▼2003年、ブラジル。監督▼ジョゼ・デ・アウヴァレンガ・JR。年齢制限▼14歳未満。