ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 犯罪組織が6人殺害=道に迷い、縄張りに入る=リオ州

犯罪組織が6人殺害=道に迷い、縄張りに入る=リオ州

11月4日(火)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】リオ州マカエー市の住民六人が一日午前零時半ごろ、リオ市エスタシオ区モーロ・デ・ジンコで殺害された。十二人は殴られた後、〃釈放〃された。保安局によれば、まだ女性二人、男性一人が行方不明。軍警特別部隊とエスタシオ区の軍警合わせて六十人が出動、同区の山岳部を捜査した。
 被害者たちはマカエー市アロエイラ区からバンに乗ってモーロ・デ・サンカルロス区の祭りに出掛けた。この祭りは犯罪組織TC(テルセイロ・コマンド)が主催したものとみられる。バンの運転手が道を間違え、犯罪組織CV(コマンド・ヴェルメーリョ)が支配するエスタシオ区山岳部に入り込んだ。CVのメンバーは〃裁判〃を開き、〃犯罪人の顔〃とされた被害者を殺し、〃勤勉な顔〃とされた人を釈放した。