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破格な奨学金制度創設=日本財団が留学支援

11月4日(火)

 日本財団はこのたび、中南米、南米に住む十八歳から三十五歳までの日系人を対象に最高五年間までの日本留学を支援する奨学金制度を創設、二十二日まで応募を受け付けている。
 枠は五人と狭き門だが往復運賃、授業料などの実費のほか、生活費十三万円を毎月支給。住居費も毎月五万円まで支払われる。
 「夢の実現プロジェクト」と名付けられたこの制度は、居住国と日本との間の理解促進や、居住国・地域社会の発展に貢献するための具体的な計画や夢を持つ若い日系人が対象となる。
 学歴、国籍、訪日経験は不問だが、居移住地域の日系団体の推薦が必要。日本語能力は同検定試験三級を最低限度とする。
 応募種類は研修申請書、履歴書、身上書、研修計画案、健康診断書、日系団体推薦書、「日本留学で実現したい私の夢」の作文(日本語で千字)、卒業あるいは在学証明書。
 一次選考は書類、二次選考では日本財団より担当者が来伯、直接面接する。
 問い合わせ書類送付先は海外日系人協会。郵送、ファクス、メール可。ただし後日オリジナルを郵送すること。
 郵便番号231―0001 神奈川県横浜市中区新港2―3―1 JICA横浜2階。電話(00XX81)45・211・1783、ファックス(同)45・211・1781。
メールInfo.j@desas.or.jp。