11月5日(水)
【アゴーラ紙四日】リオ州保安局は、ミネイラ(リオ市北部)で六人の若者が殺された二日後に当たる三日、リオ市の犯罪多発地区で大規模取締り作戦を実施した。
ガロチーニョ保安局長によると、「プレソン・マッシマ(最大の圧力)」と名付けられた今回の作戦は麻薬密売の壊滅を目的とし、同局長が今年の四月二十八日に就任して以来、十回目かつ、「最も重要な」大規模作戦となる。作戦の準備に九十日間が費やされたという。
同作戦は八百六十人の軍警、市警、連警を動員する。警官たちは三十日間で六百カ所の「重要拠点」へ出動し、二十地区を占拠する予定。
作戦初日に警官たちは麻薬押収と密売人の逮捕を目的に、リオ市とニテロイ市のファベーラ十八カ所と二カ所の住居ビルに出動した。サンタ・テレーザ(リオ市南部地区)のプラゼーレスの丘では、フィエルと確認された密売容疑者が死亡した。同容疑者は麻薬密売のボスで、今年三月三十一日にコルコバードの丘のケーブルカーを襲撃した首謀者とされている。また、プロヴィデンシアの丘では麻薬密売人のマンソン(二二)が射殺された。
ガロチーニョ局長は二十地区の占拠は作戦開始直前に通知されると述べた。それぞれの地区には軍警二十六人、市警十三人、連警四人からなるチームが出動することになっている。