11月5日(水)
【フォーリャ・オンライン四日】四日午前六時ごろ、作家ラケル・デ・ケイロスさんが、リオデジャネイロ市南部レブロン区の自宅で睡眠中、心筋梗塞(こうそく)で死去。九十二歳。ケイロスさんは、一九九九年八月、脳出血で倒れていた。
[略歴]一九一〇年十一月十七日、セアラー州フォルタレーザ市に生まれる。作家ジョゼ・デ・アレンカール(「オ・グアラニー」)の血を母方から引く。早くから執筆活動に没頭し、一九二七年に「オ・セアラー」新聞で記者として活躍。一九三〇年には北東部の干ばつのドラマを描いた小説「オ・キンゼ」を執筆。教師、ジャーナリスト、小説家、コラムニスト、演劇家として活動し続けた。一九七七年八月四日、ブラジル文学アカデミー(ABL)の会員に選ばれ、席順五位に就いていた。