｢夢の実現プロジェクト｣＝新留学支援制度を開始

11月6日（木）

　【既報関連】海外日系人協会(坂本重太郎理事長)が主催し日本財団（曾野綾子会長）が助成する新しい留学支援制度、日本財団日系スカラーシップ｢夢の実現プロジェクト｣が始まった。
　日本語能力試験三級程度以上の日本語能力を有する十八歳から三十五歳までの日系人で、将来この留学経験を活かして活躍する夢を持つものであれば誰でも応募可能。ただし、居住地域の日系団体の推薦を得ることが条件となっている。
　募集人数は五人。留学機関は不問だが、本人が留学先を選択、入学交渉を行なう。日本語学校は主催側が指定する。
　往復航空運賃▽入学金、授業料など学校に支払う経費実費▽生活費月額十三万円▽住居費月額上限五万円▽通学定期代、海外旅行傷害保健費▽学会参加費、集合研修会費―などが留学生には支給される。
　応募締め切りは今月二十日で、希望者は迅速な対応が必要。ＦＡＸ、Ｅメール(info@jadesas.or.jp)でも受け付けるが、後日オリジナルを郵送すること。
　以下の書類の送付が必要。研修申請書▽履歴書▽身上書▽研修計画案参画健康診断書▽日系団体推薦書▽作文｢日本で実現したい私の夢｣を日本語千字にまとめる▽卒業(在学)証明書（訳文付き）。
　問い合わせ及び書類送付先＝財団法人　海外日系人協会　〒２３１―０００１　神奈川県横浜市中区新港２―３―１　ＪＩＣＡ横浜２階　海外日系人協会内　電話（００ＸＸ８１）４５・２１１・１７８３　ファックス（００ＸＸ８１）４５・２１１・１７８１。詳細はＨＰ（www.jadesas.or.jp）を参照。