11月13日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】軍警は十日夜、サポペンバ区イレネ・L・エレジア街のブッフェ・カザロン・ドス・ソーニョスを急襲し、開かれていたパーティの出席者百四十七人を拘束した。
軍警の調べでは、一連の警察署襲撃が思惑通りとなったことで、首都第一コマンド(PCC)が戦勝祝賀会を行ったという。拘束者のうち三十人が女性、三人が未成年であった。警察が現場に到着したとき撃ち合いがあり、三十人は塀を乗り越え逃れたようだ。
逃れた者の中にはカランジル刑務所から九日、脱走した四人も含まれていた。ブッフェの所有者カストロさんは、犯罪組織のパーティとは知らなかったと供述した。ブッフェには滝をあしらった大きな庭園があり、シュラスコやビール、ウイスキー、ウオッカ、ピンガが振る舞われた。
拘束者は全員、二十代で犯罪歴がある。軍警はPCCが、パーティを催しているとの通告を受けて急襲した。