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留置場の反乱鎮圧=ミナス=38時間で解決、人質も無事

11月13日(木)

 【アゴーラ紙十二日】ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市圏ベチンにある留置場(Ceresp)の反乱が十一日、三十八時間ぶりに鎮圧された。反乱は九日夜に起こった。留置されていた人たちは、収容人数の削減、刑の見直し、入所システムの改善を求めて反乱を起こした。反乱者たちは市警、留置場職員、訪問した四人の女性、計六人を人質に取った。六人ともけが一つなく解放された。女性四人は許可なく訪問したもので、市警監察局が今後調査を進める。銃三丁、携帯電話一個、ナイフ二百本以上が押収された。反乱で百十室あった部屋のうち七〇%が破壊された。
 反乱が収まったことで十一日に六十人がほかの留置場へ移され、さらに四十五人が他の留置場に移送される。残りの人たちは中庭など臨時の場所に居る。同留置場は四百人定員のところ、六百七十三人収容されていた。