エコノミーア

11月13日(木)

 清涼飲料会社のシンカリオールは社長を不慮の事故で失って後、なお意気軒高だ。すでに全国六工場でフル生産をしている。さらに来年南伯に一工場、北東伯に再来年一工場を増設の予定という。同社は業界シェアを八月の一〇・一%から十月、一一・五%に伸ばした。
トップはブラマ・アンタルチカ・スコール連合の六六・一%、二位のカイゼル・ババリア一二・四%に肉薄している。
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 九十歳以上の年金生活者が、心ない不正受給者のために迷惑している。社会保障院の目算では三万から五万人、金額にして千百万レアルが毎月不正受給されているとみている。本人は死亡しているが、息子や兄弟が継続して受領する例が多いとしている。
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 バイア州サルバドール市で大型スーパーの進出に悩む小店主が、レデ・スマートと銘打って共同購入を始めた。これまで大手メーカーの特価販売に乗れなかった。スーパーが小商店の仕入れ価格より安価で売るため、苦労させられた。共同購入には特価ばかりでなく店のレイアウトや接客指導、専用のクレジット・カードなどもつく。
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 カーザ・バイアとマルセロ・ロッシ神父がクリスマスに、アニェンビ展示場を賃借した。半分で神父がクリスマス礼拝を行い、特別出演でロベルト・カルロスやサンジ&ジュニオル、シトンジニョ&ショロロなどが勢ぞろいする。残り半分の二万五千平方メートルで、カーザ・バイアが、礼拝出席者に家電製品の特価販売を行うという企画。