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ゴルフ=プロ・テストで24位=日系初の米国ツアー参加へ

11月13日(木)

 「目指すはアニカ・ソレンスタムです」と女性賞金王を挙げるのは、ブラジルを代表する女性ゴルファーの飯田プリシーラさん(二四、三世)。四―七日の間、米国フロリダ州レイクランドで行われたプロ・テストでは、参加者三百二十四人中二十九位(五十位までが合格)に入り、見事、プロ入りする資格をものにした。
 来年三月からは米国ツアーを開始する予定。国内女性アマ・ナンバー1の彼女は、日系人初の全米プロを目指す。十一日に来社し、「挑戦する気持ちで頑張ります」と語った。
 プリシーラさんはアルジャー・ゴルフ・クラブ(近沢宗貴理事長)で五歳からクラブを振り始め、十一歳で幼年部のブラジル代表に選ばれて南米大会(ベネズエラ)に参加。以来、毎年選抜されている。父パウロさん、母アウリア富子さんに手ほどきを受け、学校を終えてゴルフ場に直行、遅くまで練習する生活を続けてきた。
 十五日にはコロンビアのボゴダで開催されるロザンデス杯南米大会にも出場し、アマチュア資格最後の大会となる。