11月14日(金)
【アゴーラ紙、フォーリャ・オンライン十三日】サンパウロ市内で十三日午前から、久しぶりに降雨があった。
同午前八時ごろに強くなった雨で、交通渋滞がひどくなった。同午前八時三十分には、延べ渋滞九十キロを記録した。同時刻の平均述べ渋滞は四十九キロである。
また同午前中、ピニェイロス川沿い環状道路やカステーロ・ブランコ街道付近などの六カ所で洪水が発生した。
大サンパウロ市圏に配水するカンタレイラ地方複合貯水池の水位状況は思わしくなく、十三日の水位は総水量の二・八%のみ。十二日には三・一%だった。
十二日には、サンパウロ市の今年の最高気温三十四・五度が記録され、「このまま暑さが続けば節水は必至」とサンパウロ州水道局(Sabesp)は言明している。
雨が集中的に同貯水池に降らない限り、十三日の雨で水位が一気に上がることはありえない。同日のような雨が数日間続かなければ、貯水池の水位も戻らない。当局は、二十一日まで雨量が増えるかどうか待ってから、節水について決断を下すとしている。