11月18日(火)
第十六回文協ドミンゴ・コンサート「高江須よしみリサイタル」(文協音楽委員会主催)が二十三日午前十一時から、文協小ホール(リベルダーデ区サンジョアキン街三八一)で開かれる。
同コンサートは日系社会の音楽水準を高めたいと九九年にスタート。日本の著名音楽家やブラジルの新進日系音楽家らの舞台を年四回発表している。
今回の主役、高江須さんは七四年、沖縄に生まれ、幼少時に両親とともに来伯、九二年から、サンカエターノのフンダソン・ダス・アルテスで音楽を学び始め、九八年、メトロポリターナ・ウニーダス大学(FMU)のFAAM音楽科を卒業した。現在、音楽学校でクラシック・ギター教師を務めるほか、リサイタル活動、CD制作で多忙を極めている。
当日はクラシックから日本の「赤とんぼ」まで全十一曲を披露する予定。十二日、案内に来社した伝田英二委員長と丸山昌彦、羽田宗義、山川健一の三副委員長は、「ブラジルで育った日系人たちの素養を高めることと、その音楽を皆さんに広く知ってもらうことが目的」とし、「堅苦しく思わないで、気軽に来てください」と呼び掛けていた。入場無料。隣接駐車場は一時間三レアル。
問い合わせは、文協(電話・11・3208・1755)まで。