11月18日(火)
日本にいるデカセギたちがブラジル政府の飢餓ゼロ政策に協力している。十五日付、インターナショナル・プレス・オンラインが報じている。
ブラジル銀行によると、同銀行東京支店が在外機関で最も寄付が集まったところという。九月集計で約十万米ドルのデカセギたちからの寄付金が認められている。
ジョゼ・グラジアーノ食糧問題特命相は、「デカセギたちの寄付金は、遠くにいようともブラジル人が善良な国民であり、母国の心配をしているから」とし、「自分が持っているものを、さらに必要としている人に分け与えることは、人間性とブラジルの将来への関心の表れである」と語った。
グラジアーノ相は、飢餓ゼロの恩恵を受けたブラジル人を代表し、感謝の意を表明。「あなたがたの行動は、祖国を忘れず、困難に直面した同胞を慮っていることを示している。寄付金はあなたがたがブラジルを信じ、同国をより改善したいと思っている証拠」と、デカセギたちを称賛している。