11月19日(水)
モジ・ダス・クルーゼス市ヴィラ・パウリスタ区アナ・マリア・バルボーザ街で十五日深夜、パトリック・キヨシ・ヤマシタくん(一三)が隣人に顔面を銃で撃たれる殺人未遂事件が発生した。パトリックくんはルジーア・デ・ピーニョ・メーロ病院集中治療室に搬送され、十七日、命に別状はないものの、今後、話すことが困難になるだろうと診断された。十八日付、モジ・ニュース・オンラインが報じている。
発砲したのは、パトリックくん一家の隣人で年金生活者、ジョアキン・バルボーザ容疑者(五九)。同容疑者が三二口径拳銃で撃った弾はパトリックくんの右頬に命中、舌を貫通した後、左頬に突き抜けた。
喉頭ガンで気管切開手術を受けたことがあるバルボーザ容疑者は、口がきけず、日頃からパトリックくんら近所の青少年にからかわれていたと証言。しかし、パトリックくんの母親、ルッチ・ヤマシタさんは、「息子はおとなしく、隣人を怒らせるようなことはしなかった」と否定している。
バルボーザ容疑者はモジ公立拘置所に収容されたが、左脚の血栓症と腰痛、喉頭ガンによる呼吸困難を訴えており、容疑者の家族は仮拘置所への移送を要請している。ルッチさんは、「私は絶対許さない。正しい判決が下るよう、できる限り尽くすつもり」と憤慨している。