11月20日(木)
十七日夜に起きた歌手・レオナルド(四〇)の交通事故続報。同歌手のスポークスマンによると、レオナルドがジープのテスト運転中、タイヤが一個外れ、そのまま五回転倒したという。「シートベルトを使っていたのはレオナルド一人で、残りは皆、車外に放り出された」という情報まで流れているが、連邦道路警察は「事故の詳細や原因は不明。現在捜査中」と慎重な姿勢をとっている。
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SBTテレビ局の司会者エーベ・カマルゴが十七日、生放送中に、高校生カップルを殺害した未成年者R(一六)を「殺してやりたい」と発言した。サンパウロ州検察局はこのほど、問題発言を調べるため、同テレビ局にエーベの番組の収録テープを要求した。エーベは番組で、「あいつをインタビューしたい。わたしは銃を持っていく。わたしも牢獄行きになるけれど、あいつは生かせておけない」と言ったという。
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サンパウロ市は十七日、大雨で多くの交通事故が起きた。同日午前零時半、サンパウロ市北部ヴィラ・バルエル区ではバスが暴走し家二軒に衝突し、バールの塀に当たって停止する事故があった。バスの運転手は足を複雑骨折し、車掌と六人の乗客も負傷した。
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気温が上がってきたことで、リオではデング熱が流行するのではないかと懸念する声が高まっている。保健省の調査によれば、デング熱ウイルスを媒介するカの数が五倍に増えている。大リオ市圏内の七都市で調査し、明らかになった。専門家は「警報」を出すほどではないが、一般に「注意」を呼びかけている。リオは観光地として多くの旅行者を迎え入れていること、熱帯に位置しているなどの理由で注意が必要だ。