11月20日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】「夢の住宅」が誕生している。家庭用機器システムを全て、コンピュターに接続して管理する。帰宅して玄関に立ちボタンを押すか、声をかければドアが開く。自動的にランプが点灯、カーテンが開き、エアコンが始動する。ソファに座ると、テレビが作動する。
家庭内の電気機器は、携帯電話やインターネットで操作ができる。住宅内では応接間、居間、寝室、食堂、台所の機器など各部屋にネットが設定され、世界のネット・ワークへ接続できるデジタル・システムも開発された。台所では冷蔵庫のシステムが、在庫と賞味期限をコントロールする。
このシステムは、セットで一万ドルする。ブラジルでも近く、発売になる。ブラジル人は、新しいものが好き。経済はやっと景気回復の兆しが見えたというのに、フェラリの売り上げは世界第二位だ。高級品の購買力は侮れない。