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在宅介護支援活動を=来年から=援協、リベルダーデ区で=身体介護まで踏み込めるか

11月21日(金)

 サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は来年初めより、サンパウロ市リベルダーデ区で在宅介護支援を目的にした事業活動をスタートさせる方向で検討に入っている。ボランティアスタッフを募集、同区内に居住する高齢者宅を巡回してもらう考え。福祉部(八巻和枝部長)の新規事業として来月の定例役員会で発表される見通し。
 日伯友好病院ボランティアグループが手術用衣服やシーツなどを縫製するため、援協はリベルダーデ区ファグンデス通りの旧店舗を賃借している。ここを事務所として活用していく。
 サービス内容はまだ、具体化していないが、援協事務局は「主に、お年寄りの話相手になること」だと明かす。
 入浴介助といった身体介護にどこまで、踏み込めるかが争点になりそうだ。まず、実態調査を実施、希望者の要望などを吸い上げる。
 援協は、サウーデ、ヴィラ・カロン(奄美会館)に不動産を所有。将来は地区の在宅支援センターとして利用していきたい考えだ。