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「ミミズ配達します」=需要意外と多く=4年間で1100万匹

11月22日(土)

 「ミミズ、お届けします!」。コップいっぱいに入ったミミズを手にとり、笑顔を見せているのはテウモ・ファリーア・デ・アウメイダさん(21)。ミミズ配達業者歴4年になる。(写真)
 同じくオートバイ配達業者の仲間たちから「ミミズ野郎が行くぞ」と笑われているアウメイダさんだが、「事業は順調に進んでいる」と誇らしげだ。「仕事は午前七時から午後六時まで。一日で約200キロメートルをバイクで走るよ」。
 すでに1100万匹ほどのミミズを配達したアウメイダさんによると、事業成功のコツは、ミミズの呼吸を妨げない穴の開いた容器にミミズを入れること。「生き生きとしたミミズを届けることが大切」と語る。
 もとは代父が始めたミミズ養殖を彼が成功させた。ミミズは主に魚のエサとして利用される。母親や3人の兄弟も従業員だ。「でも自分の妻は教師です」。
     (フォーリャ誌)