さきごろ中国西安の大学文化祭で、日本人男子留学生三人がTシャツに赤いブラジャーをし、股間に紙コップをぶら下げ、背中に「君は見たか」という札をぶらさげ、ラップ音楽で踊ったという。
中国人学生たちが、この踊りを「見たか、この醜悪な姿が中国人だ」と受け取り、反日デモに発展、留学生三人は追放された。三人は、日本で視聴率が高いテレビ番組をコピーして、現代の日本文化を紹介したつもりだった。
先年、北海道の来伯高校生研修生たちが、北海道協会の歓迎会の席上、ブラジル国歌をアレンジしてパラパラ(踊り)をし、座を盛り上げようとした。日系二世の役員が「(ブラジルへの)侮辱だ」と烈火のように怒ったことを思い出した。日本文化紹介?は、まずは、まともにいかないと、誤解を受けることがよくわかる。(神)
03/11/22