11月25日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】ブラジルを含むラテンアメリカ十カ国を対象にブラジル社会経済分析院(Ibase)が実施した、公共予算の透明性に関する調査で、各国の透明性―予算案をめぐる情報の入手や政府支出への監査体制―が低いことが判明した。
ブラジルの透明性は五〇・三%で、チリ(六一・七六%)、メキシコ(五〇・四%)に次いで第三位。最も低かった国はエクアドル(三〇・五五%)。透明性が低いほど、汚職が発生しやすくなる。専門家たちは、透明性は最低七五%を超えるべきであり、ブラジルの対外債務は「ブラックボックス」に入っていると評価した。