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セーラ元上議PSDB党首に=結束して建設的な議論

11月26日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】セーラ元上院議員が二十一日、アニーバル・ブラジル社会民主党(PSDB)党首に代わり、党首に選出される見通しとなった。副党首にはアゼレード上院議員が就任する。
 PSDBはルーラ政権が十一カ月の間に実施してきた政策、特に経済政策を「保守的なもの」と厳しく批判してきた。「来年の市長選に向けて結束を強化したい」とアゼレード上議は述べた。「成熟した、責任ある」野党としての立場を堅持することが〇六年の大統領選を有利に運ぶと同上議は信じている。
 「一年間野党として党の結束を強化してきた。セーラ党首就任後も野党としての姿勢を貫き、国にとって有益な議論を深めていきたい」とジュニオール下院リーダーは述べ、同党は批判だけでなく、建設的な提案を与党に対して行うつもりであることを強調した。