11月27日(木)
就職前線が厳しさを増す中ピッツアのチェーン店、ピッツア・ハットが、各支店に高齢者を二人採用すると発表した。新採用の十一人が二十四日から就労。一月にはさらに六十人が採用になり、各支店へ配備される予定。同社は納品業者にも、高齢者の採用を呼びかける。採用条件は高卒。入社試験は会話や表現能力と接待能力や礼儀作法など。
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カンピナスやバーレ・デ・パライバ地域の企業家は二〇〇五年から、生産品の輸出港をサントス港から目下改装中のサンセバスチアン港へ移す計画だ。カンピナスからサンンセバスチアンを結ぶ高速道路は、ほぼ完成。コンテナー専用積み出し港への延長線二十八キロの道路も予算七億レアルを投じて増設中。同港周辺には集荷倉庫や配送倉庫などの物流システムも、早急に建設する予定。
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マルジナル・ピニェイロスとジュセリーノ大通りの角に長い間、放置されていた骨格だけのエレトロパウロ・ビルが、ようやく仕上げ工事に入りそうだ。ポルトガルのアントニオ・L・クルース氏が一億四千万レアルで購入。改装は豪華コンベンシオン・ホテル、フラット・ホテル、アパート兼用オフィス、居住用アパート、レストラン、アメリカン・バーにする。
◎ サンパウロ州政府は州農務局ビルの中に、民間企業CELEX(輸出ロジック・センター)協賛のもとに、中小企業向けの輸出奨励局を設ける。CELEXが輸出入業者の中間に入り、非営業目的で取引の仲介を行うというシステム。CELEXは海外の輸出入業者や在伯公館、商工会議所、海運貨物取り扱い業者、海運会社、輸出入銀行、コンサルタントなどを実費で取り次ぐ。