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GDP 第3四半期0.4%増=03年ではゼロ成長も
11月28日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】ブラジル地理統計院(IBGE)が二十六日に発表した資料によると、第3四半期のGDP成長率が前期比でプラス〇・四%となり、前年同期比で一・五%低下した。
政府は同期の成長率を一・五%から二・四%と見込んでいたが、現在、経済成長の回復が当初より遅れ、〇三年のGDP成長がゼロもしくはマイナスになる可能性を危惧している。市場では三%に上る成長見通しまであった。
第3四半期のGDP成長率が伸びなかった主な理由は、農牧業部門が前四半期比で六・七%低下したことによる。一方、工業部門は二・七%、投資は二・八%上昇した。
エコノミストたちは、財務省予測の〇三年GDP成長率、〇・四%を達成するには、第4四半期に前年同期比で二・七%の成長が必要で、マイナス成長を避けるには〇・七%の成長が必要とみている。
こうした状況の下、現在年率一七・五%の基本金利を早急に引き下げる声が高まりそうだ。ルーラ大統領の要請で、十一月に基本金利は一・五ポイント引き下げられた。中銀の抵抗や金融政策に介入しないという政府の公式見解にもかかわらず、十二月にさらに一・五ポイント引き下げられる可能性が取り沙汰されている。