ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

サンパウロ市 27日、大混乱=デモ、選挙に強雨=渋滞120キロ、市民は大迷惑

11月29日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】数多くのデモ行進や大雨、選挙運動のせいで、サンパウロ市(サンパウロ市)は二十七日、各地で交通渋滞に見舞われた。サンパウロ市交通技術公社(CET)の測定では、同日午後七時三十分の延べ渋滞は百十二キロに到達。今月木曜日同時刻の平均延べ渋滞七十七キロを上回った。
 平常の延べ渋滞を超える状況は同日、午前中から夜まで一日中続き、サンパウロ市民にとっては大迷惑だった。
 サンパウロ市を完全にストップさせた出来事は次の通り。
 [デモ行進]
 ▼日曜日の労働に反対する商業従業員らが同午前八時三十分ごろ、トラック約三百台に乗り、ブリガデイロ・ファリア・リーマ大通りからパウリスタ大通りまでデモ行進した。サンパウロ市商業従業員労働組合のリカルド・パター副組合長によると、従業員らは、日曜日に義務労働を強いられるかわりに、特別手当や休暇を充てて欲しいと訴えている。デモが終了したのは正午だった。
 ▼ヴィンテ・イ・シンコ・デ・マルソ通りの商店街およびショッピングセンターの従業員らが同時刻に、商店などを閉鎖しデモした。
 ▼中心部でカメロー(露天商)十人が、サンパウロ市のカメロー規制へ抗議した。同午前十時にセー広場から出発し、市議会場へ向かった。そこで、ルーラ大統領、マルタ・スプリシーサンパウロ市長、アルセリーノ・タット市会議長の三人の人形を焼いた。
 ▼サンパウロ市立校の教職員らも、リーベロ・バダロー通りを封鎖し、デモ抗議した。教員らは二〇〇一年から支払われていない特別手当の七〇%の支払いをサンパウロ市に要求している。三〇%分は七月に払われた。
 [OAB選挙]
 サンパウロ市の交通渋滞に最も悪影響を与えたのは、ブラジル弁護士会(OAB)サンパウロ州支部長選挙である。同日午後に実施された選挙で、中心部ジョアン・メンデス広場付近からヴィンテ・イ・トレス・デ・マイオ大通りまで道が混雑した。
 サンフランシスコ広場のサンパウロ大学(USP)法学部やリベルダーデ区の大学なども、選挙会場として利用された。会場前には選挙カーが止まり、人々が道路を埋め尽くし、渋滞の原因となった。
 ちなみに、OABサンパウロ州支部長に選ばれたのはルイス・F・B・ドゥルソ氏(四三)。彼は、弁護士の就職市場を改善すると公約していた。
 [雨]
 強雨が降り出したのは同午後六時ごろ。市内に強雨注意報が出された。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button