11月29日(土)
ショッピングセンター、フレイカネッカは二十七日、食料品売り場でキスをした二人のホモを「やりすぎ」と警備員がとがめたことに対してサンパウロ州司法局から警告を受けた。性差別撲滅を目的に設立された同局内の特別調査委員会は、今回警告した理由を「告発者は性的志向を道徳的に強制した」としている。同様の事件が再発すれば、同ショッピングセンターは罰金を課せられる。
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二十六日、サンパウロ市東部ヴィラ・プルデンテ区にある拘置所で暴動が起き、一人が死亡、十一人が軽傷を負った。同拘置所は三年前に設置され、暴動が起きたのは今回が初めて。同日、暴動は職員によって集団逃走が鎮圧されたあと起きた。午後一時三十分ごろ、拘置者たちは職員五人を人質に取り〃治安室〃になだれ込んだ。部屋には首都第一コマンド(PCC)のメンバー(二三)が拘置されており、くし、短剣などで刺殺された。
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サンパウロの大学入試業務担当財団(Fuvest)は三十日午後一時から六時まで、サンパウロ大学などで入試を実施する。ポルトガル語二十題、英語八題、歴史・地理、・数学・物理・化学・生物各十二題の計百題が出される。二十九日に受験する教室が発表される。詳細はwww・fuvest・br。
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サンパウロ市南部のイタウー銀行支店で二十六日夜、キャッシュコーナーを利用していた夫婦が強盗三人組に襲われた。五歳の子供を連れていた夫婦は実は金がなく、金を振り込むために銀行に来ていた。一方拳銃もなかった強盗たちは武装しているとみせかけ襲い、金を引き出させようとしたが失敗。三人組は夫婦のクレジットカードで買い物した後、親戚に夫婦の身代金(わずか百レアル)を請求。親子三人は解放されたが、三人組は通りかかった警官に逮捕された。