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女性に人気のタトゥー=見えない部分に〝おしゃれ〟

11月29日(土)

 【フォーリャ誌23日】ブラジル人女性の間で、体の目立たない部分に小さなタトゥーを入れるのがブームになっている。タトゥーとは、英語で刺青のこと。彼女たちが好むタトゥーは、花柄や星など可愛い絵柄が多い。
 女性たちが目立たない場所にタトゥーを入れる理由として、(1)職場で差別を受けたりしないため、(2)毎日見すぎて飽きないようにするため、(3)ただ単におしゃれだから、などが挙げられる。
 タトゥー専門家のマウリッシオ・ダウジルダスさん(39)によると、タトゥーを入れる女性は5年前から増え始めたという。「小さなタトゥーをまず入れてみようか、と試し彫りする人もいる」と話す。「多くの人々は、タトゥーは他人に見せびらかすものではなく、自分のエゴを満足させるものであると考えている」。
 レッズと呼ばれる同じくタトゥー専門家のセルジオ・マシエルさん(41)も、その意見に賛成だ。「タトゥーを入れる人々は、個人的なおしゃれを楽しんでいる」。
 耳の後ろに可愛らしいテントウムシのタトゥーを入れたのは、ナッシメント家の3姉妹。2女のカロリーネさん(25)は、「小さくて、可愛く、デリケートなタトゥーを入れたかった。姉のジュリアーナがテントウムシの絵を描いたのよ。わたしたちは、幸運を呼ぶシンボルだと思ってる。3姉妹の絆を強くするために、3人とも同じ絵を同じ場所に入れたの」と説明する。
 タトゥーにはまた、こんなジンクスもある。「幸運を呼びたければ、タトゥーは常に奇数でなければならない」。一体誰がこのジンクスを言い始めたかは不明である。レッズは「タトゥーを増やすための言い訳では?」と推測する。
 通常女性がタトゥーを入れる場所は、背中や首筋、鼠径部、足首、足など。デザインは星や花、チョウ、漢字などが人気。トップモデルのジゼーレ・ビュントヘンは手首の裏側に小さな星を入れている。
 小さいタトゥーは20~30分程度で入れられるが、一流タトゥー専門店の値段は最低90レアルと高めである。