12月2日(火)
【アゴーラ紙一日】日本で開催中のバレーボールワールドカップで三十日、男子ブラジル代表チームが十一戦全勝で初優勝した。二位はイタリア、三位はセルビア・モンテネグロで、上位三チームは〇四年アテネオリンピック出場権を獲得した。
今回の大会で全勝したのはブラジル代表のみ。男子ブラジル代表はワールドカップでの優勝により、オリンピック(九二年)、世界バレーボールリーグ(九三、〇一、〇三年)、バレーボール世界選手権大会(〇二年)の主要大会すべてで優勝カップを手にしたことになった。
キャプテンのナウベルト選手は「今までこんなにうまくプレーできたことはなかった。練習量は少なかったが優勝できた。今、チームはまちがいなく上り調子にある」と優勝の喜びを語った。ベルナルジーニョ監督は「調子は上がってきているが、まだ絶好調ではない。アテネへの道は厳しく険しいものになるだろう」と結果に満足しながらも、オリンピックに向けて気を引き締めていた。