エコノミーア
12月4日(木)
PT政権になって民間で最大の投資といわれる南バイア州ベルモンテ市のユーカリプト植林計画が、雇用創出と市のインフラ整備で話題になっている。アラクルースとフィンランドのエンゾの合弁で十二億五千万ドルを投じて、パルプ工場が設置される。同市は下水設備がないため、夜間は蚊の大群に悩まされた。新工場は七百万ドルで上下水道と建設要員の仮宿舎を建て、工場完成後は市へ寄贈するという。
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大サンパウロ市圏とサンパウロ州海岸は、ココ椰子の年間生産量十五億個の飲料水を三〇%消費する大市場。生産地はサンパウロ州地方部とペルナンブッコ、セアラ、ミナス、バイア、エスピリト・サントの諸州。毎日トラックで二十台が、サンパウロ市ラルゴ・デ・パリーへピストン輸送される。トラックには七千個積み、生産地で二十五センターボスで購入。卸価格は、百個以上四十五センターボス。
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小零細企業は六月の販売が、大サンパウロ市圏とサンパウロ州地方部で昨年同月比一二・九%減であったのに引き換え、ABC地区は輸出で突破口を見い出し〇・四%増で糊口を凌いだ。ABC地区の小零細企業は企業連合を結成し、従来の親会社依存の輸出から脱出。輸出のネック輸出金融で、コンソルシアムにより輸出奨励局(APEX)から二百万レアルの資金援助を受けた。零細企業にとって輸出連合が延命策だという。
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人材スカウトのコンサルタント事務所で、就職希望者に仕掛けた罠がある。数少ない定員への就職を約束し、契約書を交わす。詐欺とは思えない。契約書には、周到な抜け穴がある。職務内容、期間、給料と支払い法が明記されていない。職務遂行のために研修コースを受ける必要があるといい、費用を徴収。コースが終了し職務就労の日を待つが、梨のつぶてだ。