一世不在の百周年――。そんな恨み節が聞こえる祭典協会の理事会構成だが、すでに副理事長職にある一世主体の団体、特に県連はもっと発言してもよさそうなもの、とは出席者の声だ。
今回、新役員が選任されたがほとんど文協の身内。各団体代表は一人なのに、どうして文協だけ特権的に要職を独占できるのか、という不満の声も聞く。選任するといっても事前に議題を知らなかったから、候補者を立てようもない。これが民主的な会議なのかと「次から事前に議題の通知を」と注文する発言も。
さらに「大御所の北パラナの日系二団体不在では、我々も居心地が悪い」とのもっともな発言。副理事長が三十団体もあるのに、だ。日本側への顔として積極的に活動してくれそうな人物も、今のところ役員には見当たらない…。(深)
03/12/10