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東西南北

12月11日(木)

 リオで起きたシェル重役夫妻殺害事件で、警察は九日、犯罪現場に戻り、八歳と三歳の娘の部屋にあった鍬(くわ)を押収し、検査している。事件当日、現場検証をした警官たちは、重要な物ではないと思って放っておいたらしい。警察は八日、年上の娘の部屋で発見された飾り用の小さな斧(おの)は、凶器ではないと断言した。
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 チエテー川で発見されたサンパウロ大学の学生アンジェロさん(二〇)の死因は、アルコール飲料の飲み過ぎと判明した。法医学研究所(IML)が遺体を調べた結果、血中アルコール濃度が異常に高く、チエテー川で溺死したものと結論した。学生は同大学祭の日に行方不明になり、祭りから四日後の十月二十一日、遺体がチエテー川に浮上した。
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 サンパウロ市北部アグア・フリーア区にある二十階建てビルに窃盗が入った。防犯カメラが、ベランダからベランダへと登る犯人の姿をとらえている。伯字紙はオーメン・アラーニャ(クモ人間)と表現した。五軒のアパートでプードル犬を飼っているが、一匹もほえなかった。犯人はアパート十軒に侵入し、六百五十レアルと携帯電話三個を盗んで逃走した。被害に遭ったビルは第二十警察署から五十メートルしか離れていない。
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 アゴーラ紙は十八日まで、バウドゥッコのパネトーネ五百グラムをサービスしている。同紙を買い、三・七レアルを払うとパネトーネとクリスマス案内がもらえる。同パネトーネはスーパーマーケットで買うと八レアルする。