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連警、ベア要求でスト=空港混乱、旅券発給停止も

12月12日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】平均で四千三百レアルの給与を受ける連邦警察職員が十日、給与調整を求めてストに入った。サンパウロ州や南大河州、バイア州の空港は、混乱。旅券の発給を停止したため、国内各地で支障があった。
 これまで出入国管理局で受けるブラジル人の検閲は、単なる本人確認だけだった。厳しい書類チェックが行われたため長時間、待たされた。多くの旅行客は、時間内に搭乗できなかった。ストは乗客に迷惑をかけない予定であったが、職員の七〇%参加で乱れた。
 連警は、千八百レアル上乗せを要求している。法務省は、連警職員を上級管理職とみなしている。公務員給与調整法の適用外にあるという見解だ。