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東西南北

12月12日(金)

 七日から行方不明になっていた四人が九日、リオ市フルミネンセ海岸のドゥッケ・デ・カシアス区で死体となって発見された。四人は貧民街『パウメイリーニャ』の住人で、十三歳から二十一歳まで。密林の中で、頭を撃たれて死亡していた。法医学研究所によれば、三人はあごから頭頂に向けて撃たれ、一人は前から撃たれていた。治安局は警察の犯行かどうかも捜査している。
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 レシーフェ市の連邦警察は九日、ペルナンブーコ州軍警陸軍大佐を退役した医者(五四)を人体の臓器密輸の容疑で逮捕した。同医師はブラジルから南アフリカ共和国へ臓器を密輸する国際組織のメンバーとみられている。連警によれば、同州で臓器密輸容疑で逮捕されたのは同医師で十二人目。当局は、医師が五人の人に片方の腎臓を売るようにそそのかしたかどうか取り調べる。五人の腎臓のうち一つが、ダーバン(南ア共和国)で見つかっている。
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 サンパウロ市にラッパ経由『ピリトゥーバ-サンジョアン行き』バスの専用道路が十三日、開通する。道路は「パッサ・ラッピド(高速運行)」と名付けられた。停車場には電光掲示板が取り付けられ、あと何分でバスが到着するか示される。十七万五千人がこの道路を利用する。
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 サンパウロ市は十日から〇四年四月九日まで、モトボーイの登録を受け付けている。費用は計五十レアル。登録をしないと、オートバイを没収される。登録はサンパウロ市中央部パリー区ジョアキン・カルロス街六五五番ブロッコD(DTP)。