12月20日(土)
【アゴーラ紙十九日】サンパウロ市長選まであと九カ月余り。このほど、ダッタ・フォーリャ調査会社が投票意向調査を行なったところ、元大統領候補のジョゼ・セーラ氏(PSDB=ブラジル社会民主党)とパウロ・マルフ元サンパウロ市長(PP=進歩党)の両者がトップで、二〇%を占めている。一方、マルタ現市長(PT=労働者党)は一八%とやや遅れをとっている。
同調査は十二月八日から十二日まで、市内の有権者千八十七人を対象に行なわれた。
四人目の対抗馬、ルイーザ・エルンジーナ元サンパウロ市長(PSB=ブラジル社会党)の支持率は一二%。次いで、PHS(人道主義連帯党)のフランシスコ・ロッシ元オザスコ市長(六%)、PFL(自由戦線党)のジョゼ・A・ピノッチ氏(四%)、Prona(国家秩序再編成党)のエネーアス下院議員(四%)、PDT(民主労働党)のパウリーニョ氏(二%)となっている。
セーラ氏は、来年十月三日の市長選に出陣することを否定しており、二〇〇六年の大統領選を狙っていると表明している。一九九三年と九六年にサンパウロ市長に就任したマルフ氏も、「市長選に乗り入れるかどうかまだ決断していない」と述べている。