12月24日(水)
【フォーリャ・オンライン二十二日】学生のファグナー・ロッシャさん(一八)がサンパウロ市で誘拐されたうえ射殺された。警察では怨恨説も捨てていない。
学生は十七日、サンパウロ市西部ジャラグアーにある自宅の門に座って父親を待っているところを武装した集団に誘拐された。警察によると、誘拐後すぐに家族に連絡があり、十五万レアルを要求された。その後、犯人グループは完全に連絡を絶った。
十九日の夜になり、法医学研究所から連絡があり家族は息子の遺体を確認した。遺体はサンパウロ市北部ヴィラ・ペンテアード区に遺棄されていた。遺体には三発の銃弾の跡があった。犯人の手掛かりは全くつかめていない。
サンパウロ州市警誘拐対策課は二十日、別件の学生(一九)を誘拐したグループのメンバー二人を逮捕した。この学生は十一月十四日にサンパウロ市東部モッカ区ジュヴェントゥス・クラブから出てくるところを誘拐された。この学生はスザノ市の家に三十六日間、監禁された。逮捕された二人についての情報は二十二日午後に報告される。