12月24日(水)
現在節水態勢に入っている大サンパウロ市圏アウト・コチーア複合貯水池が、二十三日午後六時から一月二日午前六時までのクリスマスおよび新年期間にわたり、給水を通常に戻すという。だがサンパウロ州水道局(Sabesp)は、「パーティー時期だからと水を無駄遣いしないように」と市民に注意している。
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保健省と衛生監督庁は、一九九九年一月以前に契約した健康保険を現行契約同様にするために一五%から二五%までの調整を認めた。二千二百六十万の保険契約のうち、六四%が旧契約。当決定では、健康保険契約での内容変更も認めた。旧契約の患者は保証金を積み立てれば、入院許容期間の延長や契約外の治療を受けることができ、保険契約を一方的に破棄されない。
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世界保健機関(WHO)はこのほど、ブラジルはラテンアメリカの国々の中で最も保健の分野に予算を使っていない国だと批判している。この場合、ラテンアメリカとはメキシコ以南の中南米諸国とカリブ海諸国で、フランス語、ポルトガル語、スペイン語を話す国を指す。二〇〇一年の統計でブラジルは予算総額の八・八%しか保健に割いていない。亜国は二一・三%だ。ジャマイカ(四・四%)、ベリーズ(五%)、セントルシア(八%)、トリニダードトバゴ(六・四%)はブラジル以下だが、英語圏。