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新健康保険への再加入奨励=厚いサービス享受を=旧契約の2千万人に影響

12月25日(木)

 【アゴーラ紙二十四日】民間健康保険会社は、来年三月から、一九九八年十二月三十一日までに健保契約を結んだ利用者約二千二百三十六万人に、新しい法律に適合した新健保プランへの再加入を勧める案を出すよう、政府から義務付けられている。古い健保契約利用者は全体の五九・二%に相当する。政府はこれを「旧健保利用者に新健保への再加入を奨励するプログラム」と命名し、二十三日に発表した。
 連邦政府によると、古い健保契約の利用者が、健保に関する法律九六五六条が発布される前には義務付けられていなかったサービスを利用できるようにするのが目的。
 連邦最高裁判所(STF)は八月、この法律の一部を違法とみなす予審判決を下した。政府は、古い利用者が法律の保護域から除外され、健保サービスが悪化するのではないかと懸念。そのため、これらの利用者に新しい健保プランへの再加入を勧めるよう、健保会社側に求めている。利用者側からみれば、健保サービスを維持するためにも、再加入することが重要になる。
 古い契約を結んだ利用者すべてが、新しい健保プランへの再加入を義務付けられているわけではない。再加入を望まない利用者は、これまで通り旧健保プランを利用することができる。政府の意向に従って健保会社は、新健保プラン案を古い利用者に紹介するが、古い利用者はプランを検討し、個人の判断で再加入するかどうかを決められる。
 個人の新健保プランへの再加入の際、健保費は平均一五%(最高二五%)値上がりする。旧健保契約にはなかった、新しい健保サービスを利用できるようになるまでの猶予期間は、最大九十日間となる。年齢層は、高齢者憲章に基づくものになる。また、持病などの治療も可能となる。
 企業による団体契約では、再加入に関する交渉が自由にできる。だが、団体契約に後から加入した場合(承認加入)、自由な交渉もできるが、プラン次第では個人契約扱いになる。
 年齢層は、これまでの七層から、十層に変わる。五十歳以上の層は、「四十九~五十三歳」「五十四~五十八歳」「五十九歳以上」と細かく分けられる。
 政府は、健保会社が次の三つの新健保プラン案を提出するとみている。
 (1)適合契約承認加入プラン(PAC)。これは政府が健保会社に義務付けている案である。新しい法律に適合した契約に、後から承認加入するもの。
 (2)別の健保プランへ新規加入。
 (3)旧健保プラン自体の技術的な調整。
 利用者には、PACと新規加入のどちらが安く、サービスが良いかなどを検討することをアドバイスする。

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