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熱帯のサンタはつらいよ=36度で汗まみれに

12月25日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】午後四時。気温は三十六度。サンタクロースは長袖、長ズボン、ブーツ、帽子と、完璧ないでたち。「汗びっしょりになるけど、しようがないねえ」。
 サンパウロ市南部地区ジャルジン・ヨーロッパにある銀行の入り口に設けられた『サンタクロースとサンタのおばさんの家』の中の暑さは尋常ではない。通行人と運転手たちはサンタに微笑みを送りながら、通り去る。
 ニーロ・ジャンソンさん(六五)は八年前からサンタ役を務めている。フィンランドのサンタの実家に近い、リトニア出身のニーロさんは白く長いひげ、白髪頭、青い目、太鼓腹とサンタの姿にそっくりだ。普段着で道を歩いていても、周りの人は「サンタさん」と、からかって呼びかけてくる。
 今年は奥さんのシエイラさん(六〇)がサンタおばさんとして付き添っている。「子どもと話したり、遊んだりするのが一番楽しい」と話すニーロさんの本当のサンタへの願いは、二十年間会っていないテキサスに住む弟との再会だ。

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