12月27日(土)
宮内庁は、このほど一月十四日皇居宮殿で行われる「歌会始の儀」の入選者十人を発表した。このなかにブラジルの間嶋正典さん(七一、ロンドリーナ、俳号稲花水)が含まれていた。お題は「幸」。二万六千七十五人の応募の中から選ばれた。
間嶋さんは、先の日本政府秋の叙勲で、農業技師としての長年の貢献が認められ、旭日単光章を受章したばかりであり、二重の喜びとなった。サンパウロ新聞俳壇の選者として、俳句の指導者であり、短歌も詠むという多才な人。入選作品は十四日の歌会始の儀で公開される。