ホーム | 2004

2004の記事一覧

コラム 樹海

 インドネシアのスマトラ島沖で巨大な地震が発生し大津波の猛威がスリランカやインド、タイなどに襲い掛かった。まだはっきりとした犠牲者数は不明だけれども、死者は二万人を超えるの情報が伝わっている。この津波はアフリカや南極でも観測されており明治二十九年に起こった「三陸明治地震津波」と同じ規模らしい。あの三陸津波では死者が二万二千六十六 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 一年の終わりにこんな結末が用意されていたとは誰が想像しただろう。スマトラ沖地震のニュースは世間のクリスマス明けの穏やかな気分を一転させ、地震被害の悲惨さを改めて認識させた。  「地震、雷、火事、親父」の「雷」や「親父」の脅威が薄れつつある日本では、地震の怖さがいっそう際立つ。新潟中越の悲劇的な映像も印象に残る一年だった。  映 ...

続きを読む »

コロニア10大ニュース

12月28日(火)  記憶に残る首相伯=日伯センター建設問題も ニッケイ新聞社は年末恒例のコロニア十大ニュースを選んだ。一年間様々な出来事を取材し続けた編集部が、コロニアにまつわるニュースから選び出した。やはり、八年ぶりにブラジルを訪れ、コロニアとも積極的に交流を持った小泉純一郎首相の滞在が圧倒的に支持されトップになった。また、 ...

続きを読む »

山形の研修員スピコン好成績

12月28日(火)  山形県人会会報(十二月号)によると、ブラジルからの技術研修員二人が、去る五日、山形テレビのスタジオで行われた第十七回留学生日本語スピーチコンテストに出場、好成績をおさめた。山形県知事賞「私はパイプ役になりたい」(木村さつきエレーナ)、審査員特別賞「私は日系人」(高橋直巳リリアン)。

続きを読む »

ベテラーナ紅白歌合戦=ロンドリーナ、126人熱唱

12月28日(火)  [ロンドリーナ]ロンドリーナ・ベテラーノ歌謡愛好会主催による第二十五回紅白歌合戦が、去る十二月五日、アセル会館で行われた。出演は、両組合わせて百二十六人、白組が三連勝を果たした。  節目の大会とあって愛好会の歴代会長を表彰、記念品を贈った。本村謙吉会長は「歌は、一人で歌うより、たくさんの人たちと歌うとき、何 ...

続きを読む »

ベレンの原田さん入選=「歌会始の儀」お題「歩み」で

12月28日(火)  宮内庁は二十七日付で来年一月十四日に皇居・宮殿で開かれる「歌会始の儀」の入選者十人と、天皇陛下に招かれて歌を詠む召人(めしうど)を発表した。ブラジルのパラー州べレン市在住の原田清子(88)さんが、最高齢者で入選した。  今回の題は「歩み」で二万七千四百九十八首の応募があった。海外からの応募は二十二の国・地域 ...

続きを読む »

「NATAL YUBA」=劇「ダイの冒険」好評

12月28日(火) 「文化活動を通して互いの理解が深まる」と矢崎正勝さんが言うように、ユバ農場での生活に欠くことのできない芸術活動。一年間の活動の成果を発表する発表会「NATAL YUBA」が二十五日午後七時半から、テアトロ・ユバで開かれ、近隣の町から来た人々を含む約四百人の観客が訪れた。 会場には、子ども達が描いた絵画を展示。 ...

続きを読む »

南米農業研修生ら巣立つ=コチア農学校、総勢39人

12月28日(火)  去る十一日、サンパウロ市近郊のジャカレイ市にあるコチア農業学校の研修生三十九名が卒業した。卒業式は、ジャカレイ文協会館で行われ、卒業生たちはジャカレイ市副市長で元コチア農学校教務主任のマリア・クリスチーナ・デ・パウラ・マシャード女史から激励の言葉を受けた。  卒業したのは、南米農業後継者研コースの第五期生二 ...

続きを読む »

国連会議で和太鼓を演奏=パ国、イグアスー移住地の快挙=移民が文化継承を誇示=評価される「太鼓も国産」

12月28日(火)  イグアスー日本人会副会長の福井一朗さんが伝えたところによると、去る十七日、パラグァイの首都アスンシオンにあるブラジル大使館の劇場(Teatro Tom Jobim)で、国連とパ国の関係者、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア等の大使ら百五十名の出席者を前に、イグアスー移住地の「鼓太郎」グループによる和太鼓が演奏 ...

続きを読む »

東西南北

12月28日(火)  ミナス州ジヴィノ・デ・ラランジェイラ市のボドラ市長が米国への密入国を手引きする組織に関与していたことが判明した。同市は米国への密入国で有名なバラダレス市の隣町で、同市長はそこで旅行社を経営していた。密入国のあっせん料は一万ドルで、二千ドルが市長の取り分だった。同旅行社の職員がメキシコからの越境を手伝い、コネ ...

続きを読む »