1月6日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙】二〇〇〇年国勢調査で、ブラジルの全人口の一二・九%に当たる二千百七十万人が一カ月の収入がセスタ・バジカ(生活必需品バスケット)の価格より少ない極貧状態に置かれていることが判明した。
地域別分布をみると、ブラジル北東部が千百四十万人と最も多く、以下南東部五百四十万人、北部二百四十万人、南部百五十万人、中西部八十五万五千人と続く。
〇一年全国家庭サンプル調査(Pnad)に基づいた試算では、月五十レアルの所得移転で、極貧生活者を三分の一に減らせるという。