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マカダミアに脚光=ブラジルは世界6位の生産国
1月8日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】国内では知名度の低いマカダミア・ナッツの消費が、増えている。値段が高いので、輸入品と思っている消費者は多い。ブラジルは世界で、六番目の生産国なのだ。
マカダミアの生産は一番がオーストラリア、続いてハワイ、南アフリカ、ケニア、グアテマラの順。上流階級ではクリスマスの食卓に欠かせられないメニュー。コレステロールの低減と心臓病の予防に、最適とされる。オリーブ・オイルより十九倍のコレステロール抑制物質がある。
ブラジルは年間、四百トンのマカダミアを輸出する。植え付け本数では世界第三位、すでに百万本以上が収穫を待っている。最大の生産地は、サンパウロ州のドイス・コレゴス郡。六〇%は同郡に集中している。最近はエスピリト・サント州、バイア州、ミナス州、リオ州でも栽培が始まった。
取引価格は小売で、キロ当たり七十レアル。国際相場は常に海外が、二〇%割高となっている。一級品は塩炒り豆、下級品はチョコレート・チョイス(ボンボン)に使う。
国産マカダミアの六〇%を輸入する米国が、ビオ・テロ法を制定して植物の輸入に神経を尖らせている。マカダミア生産者は協会を設立して、米国の生物兵器対策に対処するため情報交換に務めている。ビオ・テロ法に不慣れな国々があり、訓練されているブラジルの生産者には有利だという見方がある。