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上山軍警中尉が指南=年始は防犯に注意を

1月9日(金)

 年始は街が華やぎ、心が浮かれると同時に、犯罪も多発する時期――。モジ・ニュース・オンラインでは、軍警の上山フェリッシオ・フミアキ中尉が強盗被害に遭わないよう予防策を説明している。
 まず、買物に出掛ける際、車はできるだけ駐車場に入れるようにし、駐車証明書を受け取ったら、記載されている車両番号が自分の車のものであることを確認すること。夜間の場合は明るい場所に駐車する。また、車内に書類や小切手、クレジットカード、貴重品などを置かないこと。「これらは、犯罪組織を引き付けてしまう」と上山中尉はいう。
 レストランなどでは、特に置き引きに注意し、席を離れる際、かばんや財布、物品を椅子に置きっぱなしにしないこと。満杯状態の店はスリが多いので避ける。買物袋は体に密着させて運び、財布はズボンの内ポケットなどに入れる。両手が塞がらないよう、買物袋を大量に運ばないように心がける。
 上山中尉は、「実際、何の被害にもあわないこともあり得るが、これらの注意事項は年末年始に暗躍しようとする泥棒たちの抑制に役立つ」と語っている。
 上山中尉は、モジ市モジ・モデルノ区在住の上山邦男さんの長男。軍警籍のまま、現在はモジ市役所の交通課に出向し、交通コーディネーター幹部として市民にも対応している。