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料理本「ドナ・ベンタ」 改訂版を発行=40年初版のミリオンセラー
1月10日(土)
ブラジルで最も有名なレシピ集「Dona Benta – Comer Bem(ドナ・ベンタ―おいしいものを食べよう)」の改訂版がこのほど、コンパニーア・エジトーラ・ナシオナル出版社から発行された。
1940年に初版が発刊されたこのレシピ集は、卵や小麦粉の汚れをかぶりながらも重宝され、母から娘へ、娘から孫娘へと受け継がれていった。
グルメ歴史家で、サンパウロ・カトリック大学およびアニェンビー・モルンビー大学の教授であるリカルド・マラニョン氏は、「1970年代まで、『ドナ・ベンタ』なしでは誰も料理しなかったと言ってもおおげさではない」とレシピ集の重要性を語る。
今回発刊された改訂版は第75版。1120ページの本の中には、1500ものレシピが紹介されている。うち200のレシピは最近のものである。
ベンタおばあちゃんのイラストも新しくなり、昔のものと比べると顔立ちがやわらかくなった気がする。もちろん、内部のイラストもすべて新品だ。
現在までに100万部を販売した『ドナ・ベンタ』。フェイジョンやアングー、ピカジーニョ、ブリガデイロ、ボーロ・デ・モランゴ(イチゴ・ケーキ)など、日常の食卓に欠かせないブラジル料理を焦点に当てている。
ご飯関係のレシピは30種類にも及ぶ。高級料理や外国の料理のレシピも掲載されている。「この本は、ブラジルの台所・食卓文化の象徴である」と、同出版社のベアトリス・ユーネス・グアリタ企画部長が断言するほど。値段は80レアル。ブラジルに住むならぜひ、一家に1冊はほしい。 (ヴェージャ誌)