1月13日(火)
【各伯字紙スポーツ面十日~十二日】チリ・コンセプシオンで開催されている、アテネ五輪をかけたサッカー南米予選で、ブラジル代表は九日、パラグアイに3―0で快勝し、二勝目を遂げた。だが十一日の対ウルグアイ戦では、数日間の疲れが出たのかブラジルは不調で、1―1で引き分けた。
グループAの二試合である対パラグアイ戦では、前半九分でジエゴがPKによる先制ゴールを決めた。後半では、ジエゴと同じくサントス・チーム出身のロビーニョが六分目にゴール。八分にはマイコンが、マラドーナの有名なゴールとそっくりのゴールを決め、ブラジル人応援者を沸かせた。
一方、十一日の三試合では、ブラジルと同等レベルのウルグアイと対戦。ブラジルはウルグアイ選手らをうまくマークできず、思うようなプレーができなかった。
現在、ブラジルはグループAのトップ(七ポイント)。次いでチリが六ポイントで迫っており、十三日の対パラグアイ戦でチリが勝利を収めた場合、十四日にチリと対戦するブラジルの状況が苦しくなるとみられる。