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サンパウロ市=連邦直轄区=多いがん患者=男性は前立腺、女性は乳がん
1月13日(火)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】国立がんセンター(Inca)がブラジルの九都市と連邦直轄区で九十年代に実施した調査で、男性のがん患者が最も多い都市はサンパウロ市(十万人当たり三百九十一人)、女性のそれは連邦直轄区(同三百七十五人)であることが明らかとなった。
男女ともがん患者が多い都市はサンパウロ市、連邦直轄区、ポルト・アレグレ市、ゴイアーニア市、ナタール市となっている。
サンパウロ市の男性の間で最も多いがんは前立腺がんで、前回の調査(七八年)では十万人当たり三十三人だったが、九七、九八年の調査では八十六人と、百六十二%増加した。男性の前立腺がんは他の都市でも際立っている。
女性の間では乳がんが多い。前立腺がんと乳がんは先進国や都市部に多く、二つとも、平均寿命に比例するという。
がんの専門家たちは、がんは生活習慣と関係が深く、その予防にはバランスのとれた栄養、規則的な運動、禁煙が必要だと話している。また、がんの原因としてよく指摘されるストレスは、がんの発生と直接の因果関係はない。
Incaの推計では、ブラジルでは年四十万人以上の人がガンに罹患するという。